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Our Valuesは人で始まります。私たちは、多様で、革新的で、責任あるベストチームになってこそ勝利することができるのです。
ダナハーでは、成功のためには優れたアソシエートをひきつけて離職を防ぎ、彼らが能力を発揮して協働し革新していける職場環境を作らなければならないことを理解しています。それはつまり、多様な背景、考え方、才能、経験を持つメンバーからチームを作り、ハラスメントや差別を恐れることなく、ともに働けるよう支援することを意味しています。
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リスペクト、インクルージョン、協働、尊厳、公正を重んじるカルチャーをつくるため、あなたも自分の役目を果たしてください。
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当社のカルチャーや価値観に一致しない言動に対しては、明確に反対する態度をとってください。
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リーダーシップにある方は、職務資格やビジネスの法的な配慮など、雇用に関する意思決定を全て担います。
ダナハーは適用されるすべての雇用・労働・移民法を遵守しており、アソシエート全員にもそれを期待します。所在地に関わらず、雇用に関わる決定は、人種、肌の色、出身国、宗教、性別、ジェンダー、年齢、結婚歴、障害の有無、軍歴の有無、市民権の有無、性的指向、性同一性、性的表現などの保護特徴またその他法律で保護される特徴を問わず、すべて職務関連の資格に基くものでなければなりません。
ダイバーシティとインクルージョン
ダナハーは国際的企業です。私たちはさまざまな背景、考え方、才能、体験を持つ人々の中から、最高の人材を探してチームをつくります。これにより、私たちの市場と同じくらい多様性に富んだ優れた人材を惹きつけ、顧客を受け入れることができます。他の人たちの才能や能力を尊重することにより、インクルーシブなカルチャーをつくることができるのです。
ダナハーでは、ダイバーシティとは、ダナハーをダナハーたらしめるあらゆるものと定義しています。これには、私たちの考え方、労働倫理、出自、経験、容姿、自分たちのとらえ方などが含まれています。法律で保護された特徴による差別はしません。
また、インクルージョンとは、相手を受け入れてリスペクトするオープンマインドなカルチャーおよび環境づくりのプロセスと定義しています。このカルチャーではひとりひとりのアソシエートがエンパワーされて、自分の能力を生かし、完全に受容されていると感じ、チームの大事な一員として認識されます。アソシエートの全員がエンパワーされていることを実感し、それぞれの能力を発揮できるようでなければなりません。そしてそれが、このインクルーシブなカルチャーを築き維持していく力となるのです。
- 他の人のインプットを大事にする。
- 他の人の立場になって考える。
- 顧客の声やニーズを代弁する多くの声に耳を傾ける。
- 新しいアイディアから革新的技術や新製品が生まれる職場環境づくりに協力する。
- ダイバーシティとインクルージョン、学び、改善、向上への努力にコミットする。

Q&A
私のチームに欠員が出ました。出張が多い職務のため、シングルペアレントには向かないと思います。これは偏見ではなく、現実的に考えてのことです。それでも礼儀として、シングルペアレントも面接しなければなりませんか?
個人的意見や希望に基づいてではなく、募集職務の条件を満たす候補者を面接する義務が、あなたにはあります。さまざまな憶測は個人的なフィルターをかけることになりかねず、当社の無差別の方針に違反する恐れもあります。また、適切な資格を持った候補を面接しなければ、その職務にもっともふさわしい優れた人物を逃すリスクを負うことになります。
特定の国籍の人たちのことをからかう冗談や、侮蔑的なコメントの入ったeメールを送る同僚がいます。読むと嫌な気持ちになるので、大抵は削除しています。このことを口にする人は他に誰もいません。何か行動を取るべきでしょうか?
はい、違いを尊重する当社のカルチャーを確実に保つのは、全員の役割です。直属のマネージャー、あるいは人事に知らせるか、上記のチャネルを活用してください。
ハラスメント
ハラスメントの法的定義は国によって異なりますが、ダナハーの規範が定義する「ハラスメント」には、職場を威圧的・攻撃的あるいは敵意ある環境にする、他者にとって不愉快な行為が含まれています。ハラスメントには身体的なもの、書き言葉や話し言葉、視覚によるもの、相手に直接的あるいはeメールのような方法で間接的に行うものがあることを、理解することが重要です。セクシュアルハラスメントだけがハラスメントではないのです。
相手に不快な思いをさせるかもしれない行為には、性的誘いかけ、人種差別的中傷または人種、宗教、民族、性的指向に関するネガティブなコメントや冗談などがあります。
その国の現地法でそうした行為が違法であるか否かに関わらず、ダナハーはそうした行為を容認しません。
Q&A
出張中、同僚から何度も飲みに行こうと誘われ、自分の容姿についてコメントされて不快な思いをしました。やめてほしいと頼んだのですが、彼はやめてくれませんでした。オフィスの外で起きたことですし、「就業時間外」でしたので、どうしたらいいかわかりません。
就業中時間内であれ、出張を含む業務に関連した場面であれ、このような行為は許容されません。同僚にやめるよう話すのは適切な対応です (が、アソシエートがそうする必要がある訳ではありません。) 同僚に直接そうした行為をやめてほしいと言える状況にあるかどうかに関わらず、上記のチャネルに連絡をして、そうした行為があったことを話し、助けを得るべきです。そうすることにより、当社のカルチャーと期待される行いにもとる言動があった場合、直ちに効果的な措置を取ることができます。上記のチャネルから選んで活用して、問題を報告してください。
よい友達でもある同僚がセクハラをしたとの訴えがあり、調査が開始されました。本当のこととは思えないし、友達が自己弁護できるよう警告するのがフェアというものだと思います。友達として、彼に話すのが自分の責任ではないでしょうか?
友人に調査のことを警告すべきではありません。素早く徹底的な調査が行われます。こうしたことは深刻な懸念であり、いかなる形でも調査が損なわれないようにすることが重要です。あなたの友人に警告を発することは、調査を損なうことになりかねません。
知識の活用
下記の状況をよく読んで、あなたが取る行動を選んでください。