政府との関係

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    政府顧客とのやりとりにおいては、特別な法律や契約規則が適用されます。これには、入札要件、請求会計の特別な規則、下請業者や代理店に関する規制などがあります。

    国や場所によって法律は異なりますが、あなたがどこにいようと次の基本原則を守らなければなりません。

    • 政府調達には、最高の品位を持って誠実に参加してください。

    • 金銭的価値のある物を政府職員やその近親者やアソシエートに提供することにより、政府の契約を勝ち取ろうとしたり、入札書類に影響を与えようとしたりしてはなりません。

    • 政府調達をダナハーに有利にするために、不適切な方法で情報を取得しようとしてはなりません。

    • 書面、口頭に関わらず、政府関係者や政府機関とのすべてのコミュニケーションにおいて、誠実かつ正確を期してください。

    • 必要とされるすべての記録を保管してください。

    • 政府との契約条件を厳守して下さい。例えば、書面による許可なしに、納品する製品やサービスに代用品を使ったり、要件から逸脱することのないようにしてください。

    • 質問のある方は、法務部に連絡してください。

    国や地域に関わらず、ダナハーのために政府との取引を進めたり、政府との契約の下で仕事をしている場合、あなたは政府調達と契約に関し適用される、すべての法律を理解し守る責任があります。

    Q&A

    州立 病院で働く技術マネージャーが、当社の最新技術を見てみたいと言っています。航空券とホテル宿泊費は自己負担するそうですが、事務的なサポートと現地での交通手段を提供してほしいそうです。また、夕食をもてなすことも期待されています。これは適切でしょうか?

    まず、この件には州立病院の職員が関わっていることに留意してください。その技術マネージャーは、政府の代表者です。政府や国有企業から派遣される人の訪問を受け入れることはできますが、事前にすべての事柄について法務部の許可を得る必要があります。また、決定権を持つ、あるいはパートナーになる可能性のある政府職員に対して、当社製品や技術の利点をプロモート・実演・説明するのは構いませんが、判断に影響を与えるために個人的恩恵を与えてはいけません。これ以上話を進める前に、法務部と話し合って下さい。

    関連ポリシーについて、詳細をご覧ください

    調査への協力

    政府から情報や検査の要請に対しては、常に協力して下さい。政府の要請への対応時には真実を話し、誤解を与えず、政府の仕事を妨げないでください。また、書類を隠蔽、破壊、修正しないでください。

    通常とは異なるルートで政府から情報や訪問の要請があった場合は、法務部に通知してください。